2月24日(火)に今学期2度目の「休み時間における避難訓練」を行いました。休み時間に行う避難訓練は、約1ヶ月前に1回目を行いました。このとき出された反省をもとに、今回2度目の訓練です。

 子どもたちはもちろん、先生たちも訓練の日時は知らされていません。また、休み時間ですので、子どもたちも先生もいろいろな場所にいます。災害は突然おきるものですから、とっさに正しく冷静に判断、行動ができるように今年度からこの形態の訓練を増やしました。

 訓練が始まり緊急放送が流れると、前回の訓練の時よりもしっかり放送を聴く姿勢が見られました。反省が生かされたのだと思います。全員が避難するまでに要した時間も、前回より1分30秒も縮まりました。海部東部消防署の方に避難の様子を見ていただきましたが、とても素早く行動できていたとお褒めの言葉をいただきました。また、実際に地震が起きると、いろいろな物が落ちてきたり、ガラスが割れたりするので決して上を見上げないことを教えていただきました。

 この後、6年生は水消火器訓練を全員が行いました。火災の場合は初期消火がとても大切です。実際に消火器を使って覚えることは大変意義があると思います。

 また、1,3,5年生は煙体験をしました。消防署員の方から煙は上に向かうので低い姿勢で口をハンカチや服の袖でふさいで避難することを教えていただきました。1年生の児童も保育園や幼稚園のときに煙体験をしたという子が多くいましたが、久しぶりの体験なので順番を待つ間は不安な様子でした。煙の部屋から無事出てきてほっとした表情で感想を言い合っていました。

 今年度の避難訓練はこれが最後ですが、今まで積んできた経験をいざというときに生かしていきたいですね。