12月4日(木)体育館で人権集会が行われました。

 12月4日~12月10日が人権週間です。人権集会はその期間中の取り組みの一つです。「他者を大切にする気持ちをもち、自分のできることに気づく」ことをねらいとしています。内容は以下の通りです。

1 人権についての講話(学校長)

2 福祉実践教室の体験作文(代表児童2名)と意見文(代表児童1名)

3 人権啓発作品展入賞作品紹介

4 人権劇「ありがとうチャンス」(児童会)

5 全校合唱「ありがとうの花」

6 PTAコーラス部合唱「いろんな木の実」「明日という日が」

7 校歌合唱

 

 校長先生からは、子ども時代の体験談やアンパンマンの話から、励ましの言葉の大切さや自分より弱い子を助けていく姿勢の大切さや、手で水をすくう時に指を寄せて丸く包み込むように、人の心もそうやって包んでいけるといいというお話がありました。

 次に、6年生の代表児童が福祉実践教室の体験を通して感じたこと、考えたことの作文や、国語科授業の単元で書いた意見文を発表しました。お年寄りや体の不自由な方の身になって考え、自分ができることで力になっていきたいということ、「ありがとう」の言葉のもつ力の素晴らしさについて、聞く人にしっかり伝わったと思います。 

 また、人権啓発作品展で入賞したポスター・習字・標語の紹介があり、どの作品にも、見る人にしっかりと伝わるメッセージが込められていました。

 児童会による寸劇「ありがとうチャンス」では、普段の生活の中で「ありがとう」と言える場面を具体的な例をあげて演じ、みんなに伝えました。「ありがとう」がいっぱい聞かれる学校にみんなでしていきたいですね。

 後半は、全校合唱、PTAコーラス部の方による合唱、校歌の合唱でみんなの歌声と気持ちを一つにして、会は終わりました。この会で学んだことを行動に移していきたいですね。