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2018/07/04

配慮を自然に~福祉実践教室~

| by sho_miwa
 本日午後、4~6年生で、福祉実践教室が行われました。
 「福祉」とは、ひとの「しあわせ」、あるいは、ひとが「よりよく生きること」です。みんなが幸せを実感でき、お互いが認め合いながら助け合いながら生きることですね。ですから、困っている人や悩んでいる人がいたら助けられるといいですね。でも、手を差しのべる勇気って、けっこういるものです。特に、どう助けたらいいのか、何を手伝ったらいいのかが、すぐにわからなかったり思いつかなかったりするときもあります。そんな時、すぐ行動に移せるように、知っておくとよいことがたくさんあります。
 そこで、今日は、こんなことで困っている人がいたらという想定で、いろいろなことを学習しました。

 最初は、全員が、盲導犬についてのお話を聞きました。お話だけでなく、実際の盲導犬の活動の一端を見せてもらいました。
  

 6時間目は、各自の希望の教室に分かれて学習しました。
 体育館では、車椅子の体験を行いました。車椅子に乗る体験と、車椅子を押したり、段差を乗り越える体験です。
  

 4年生の教室では、手話の体験です。身振り手振りで言葉を伝えます。
 
 

 5年生の教室では、点字の体験です。点字の仕組みや読み方、書き方を習いました。
 
 

 高齢者疑似体験では、装具をつけて、廊下や階段を歩行しました。思ったように体を動かせなくて、介護が必要であることを感じました。
  

 また、特殊なメガネをかけて、軍手を2枚重ねにして、字を書く体験を行いました。こちらも思ったようには字がうまく書けません。
  

 今日の実践で、どんな心配り=配慮をするとよいかが少しわかったと思いますので、誰かが困っている場面に遭遇したら、少しの勇気で行動が起こせるといいですね。
18:34