甚目寺小学校では、1年に2回教育相談の時間を設けています。これは、朝の読書の時間と朝の会の一部を使って、担任がクラスの一人一人と5分程度ですが、事前に行った生活アンケートに基づいて面談を行うものです。3年前より始めました。学級担任をしていても子ども達と1対1で向き合う機会は、なかなかあるようでありません。担任のまわりをウロウロとし、先生にも気軽に声かけできる子は良いのですが、中には恥ずかしがり屋でいつも先生を遠くから見ているだけの子もきっといると思います。
私自身も、夏休み中に職員一人ひとりと面談することで、意外な発見や今まで気づかなかったことに思いが及んだ点が多々ありました。担任の先生方もきっと同じだと思います。夏休みが終わって、これから行事に向けての活動が始まると、クラスの人間関係も難しくなる頃です。担任の先生方には、午後の職員会議で、児童の表面的な言葉だけでなく、表情からも想像力を働かせて声なき声に気づいてあげてほしいとお願いするつもりです。
