その1 「縄リンピック」
平成16・17に「人権教育」の研究に甚目寺小学校は取り組みました。その研究では、縦割り活動を重視していました。その手段として、現在も残っていますペア学年で、様々な活動を行いました。1・6年、2・4年、3・5年のペア学年で三角ドッジボールなどを計画しましたが、全員が参加し楽しめる活動と言うことで、児童会とタイアップして、平成17年に始まったそうです。
その2 「甚小まつり」
平成5・6年と研究委嘱をされ、算数科・生活科・特別活動の研究を進めました。その中で、特別活動としての取り組みとして「話し合い活動」を中心にした研究が進められました。話し合い活動の中には、学年集会や学級活動が含まれています。児童会活動も研究の一つとして取り組みがされ、みんなが楽しめる企画をしようと話し合った結果、音楽発表中心であった集会を「甚小夏まつり」として、まつりの出店を参考にした企画に変更したのが始まりです。当時は、運動場が活動場所でしたから、御神輿を作りオープニングに披露し、「サッカーボーリング」「ゴム鉄砲による射的」など児童が知恵を絞った取り組みがなされていました。低学年には、紙のお金が配られゲーム代金として支払われました。
その3 「甚小なかよし宣言」
いじめを解消する目的で、平成22年児童会が中心となり、全校児童が意識でき、毎回唱和ができる内容を学級に募集し、集約した宣言文が今の「なかよし宣言」です。この宣言文は、はじめ「~しません」調であったのを「~します」調を付け加えて、現在の宣言文になっています。
その4 「甚小オリジナルキャラクター(じんちゃん)」
平成24年の児童会長の公約に、みんなが親しめるキャラクターを作りますという内容が実現されたものです。全児童から公募して、10点ほど児童会役員で選び、その作品に全校児童が投票して決まったものです。「じんちゃん」の作者は、当時の6年生、宮川花凜さんです。児童会公認のキャラクターの任期は、2年とし、2014年12月までです。初代のキャラクターは、「じんちゃん」です。平成26年度、新しいキャラクター(2代目)が選出される予定です。
その5 「甚目寺観音節分会」
平成22年に、校区内の子ども会がなくなりました。唯一存続していた「新居屋子ども会」が解散したため、甚小の児童にとって、地域とつながる機会が皆無になってしまいました。もちろん出店等へ出かけることはあっても、自分たちが地域行事の一役を担う機会も薄れてきました。したがって、ESDの研究もあり、学校として地域の行事に積極的に参加することを考えました。地域の将来も考え、「節分会」に子どもたちを参加させるべく、地域の方々にお願いをして実現しました。
・6年生の希望者は、節分会の日に豆まきを体験する。
・甚目寺観音が恵方の時は、学校は臨時休業とする。(交通事情を鑑み)
※ 甚目寺観音の恵方は、5年に一度です。平成23年の節分会は恵方のため、学校は臨時休業。平成24年度は土曜日。平成25年度は給食を食べて下校。
・節分会の前後で、境内や周辺の清掃をする。
・H25年度からは、西小の児童(3年生)も参加できるようになりました。