「教師は授業で勝負」と言われます。授業力を上げるために先生達も日々勉強しています。経験の浅い先生が増えてきている中で、甚目寺小学校では数年前から、元愛西市立勝幡小学校長の鈴木公司先生を講師にお招きし、教職経験3年以下の先生を中心に学習会をしています。鈴木先生とは、私があま市立正則小学校で研究主任をしている時も、“授業名人”として、模範授業をしていただいたり、指導法をご教授したりしていただいた長いおつきあいです。児童の意見や考え方を生かした授業づくりを大切にされており、子供の意見をつないだり、思考を子供にもどしたりといった技法を伝授していただきました。
今日の授業は、台形の面積を求める方法を考えるのがねらいでした。全部で4つの方法(三角形2つに分ける方法、2つの台形から大きな平行四辺形をつくる方法、平行四辺形と三角形とに分ける方法、一部を変換し大きな三角形で考える方法)から、公式を導き出していく授業でした。新たな気づきから、「なるほど」という声が漏れる素晴らしい授業でした。若い先生方には、互いに切磋琢磨しながら、これからもどんどん力をつけていってほしいと思います。
