下の教科書に替わりました。国語科の最初の教材はどの学年も物語文になっています。2年生は、「お手紙」3年生は「ちいちゃんのかげおくり」4年生は「ごんぎつね」・・・という具合です。大人になってもあらすじを記憶しているような、名作ばかりです。小学生にもわかる簡易な文で、深い内容が書かれているため、昔から国語教材の定番になっています。
まずは、物語の世界にしっかり浸って,その良さを感じとってほしいと思います。そして、何度も何度も教科書を読み、授業を通して、どの表現からそう感じたのか、特に登場人物の心の変化に注目しながら味わってほしいと思います。登場人物の気持ちになりきるために、今日も音読劇の練習をしているクラスがありました。その学習過程で言葉に対する感覚を磨いたり、文章の味わい方を身に付けたりして、これから自分が、いろいろな本を読む時に生かしてほしいと思います。
私たちは、言葉を通して認識し、考え、気持ちを伝え合うので国語力を高めることは、その子の人生を豊かにします。秋の夜長、読書に親しむ子が増えるとうれしいです。たかが10分ですが、毎日の朝読書の時間も大切にしてほしいです。
