今日の3時間目に、講師として海部津島納税貯蓄組合副会長の後藤哲哉さんをお迎えし、6年生を対象に租税教室を行いました。税金はなぜ必要か、わたしたちが払った消費税は、どこへ行くのか、税金の使い道である予算の決め方などの話をしていただきました。その後、もし税金がなかったら社会はどうなるのかを扱ったアニメを見せていただき、税金の大切さについて気づかせていただきました。最後に児童に身近な例として、児童に一人1台ずつタブレットを配布するのに必要な金額や給食センターの建設費などを取り上げながら、税金の使われ方について具体的にわかりやすく教えていただきました。
今日の学習で税金がないと大変なことになることは、どの子もよく分かったと思います。できるだけ格差や不安のない社会をめざし高福祉・高負担を希望するのか、個人の自由や責任を重んじ、働きがいのある低福祉・低負担な社会を選択するのかを、これからたくさん学習し,一人ひとりが考えていかなければいけません。そして選挙権を得たら、投票という形で示していかなければいけません。
腎臓を患い長年人工透析を続けてきた母を今年亡くしましたが、貧しくてもしっかり医療や介護が受けられました。療養中は日本は福祉が充実していて素晴らしい国だなと思いました。一方、給料明細を見ると、「税金や社会保険料は結構な額だな」と思いますし、水回りをリホームした際にも「消費税大きいな」とも感じました。なかなか難しい問題です。いずれにしてもみんなから集められた血税が、無駄なく、不正なく使われていることをみんなの目でしっかり監視していくことは大切だと思います。