九九の学習を終えた2年生に九九を使えない場合の計算の仕方を考えさせる授業でした。課題は「12×4の計算の仕方を考えよう」です。前の時間に4×12の学習を終えています。前時では、4+4+・・・・+4=48と4のたし算を12回行う方法や4×9と4×3(4×6=24、24+24=48も考え方は同じです)に分けて計算し、その答えをたし算する方法などを考えています。
そこで今日はこれまでの学習で学んだ考え方を生かして、12+12+12+12=48と考えたり、かけ算はかけられる数とかける数を入れ替えても答えは変わらないことを生かして、12×4=4×12=48と考えられれば、ねらいは達成です。
これを教師側が簡単に説明するのではなく、各自で考える時間をとり、友達と考えを交流しながら、主体的で対話的な学習に結びつけていきます。思考力を育てることは、時間がかかりますし、簡単にはいきません。しかし、ねばり強く取り組むことで、考えることの楽しさを体感させながら、思考力を伸ばしていきたいと思います。
