甚目寺小学校でも、今週の月曜日に5年生、木曜日に6年生がプログラミング学習の授業を行います。講師の塚本先生は、あま市だけでなく、海部地区の多くの学校に出前授業をしていただいているベテランです。
まず、トップバッターで今日の2時間目に5年2組で授業をしていただきました。まずは、コンピュータの操作の前に、身体表現でプログラミングの基本的な考え方を学習しました。「手をたたく、足ぶみをする」「それらを同時にする」「その後ジャンプする」「それらを繰り返す」などの命令をどう行ったらよいか。その際に手をたたくことと足ぶみ同時に行う動作を2回繰り返した後に2度ジャンプするのと手をたたくことと足ぶみそして、ジャンプすることを2セット行うことの違いをプログラミングするときとでどう指示が変わってくるかを体感させたり、考えさせたりしていました。小学生は大人よりも理解が早いです。
そして、実際にプログラミングソフト「プログル」を使って、様々な図形を描く練習をしました。とても興味深かったのは、最低限の操作方法を教えたら、あとは個人で試行錯誤させ、失敗から学ばせていたことです。子ども達も自分のペースでどんどん進むことができ、とても楽しそうに学習していました。ローマ字入力もまだ不十分な子が多かったですが、コンピュータの操作は触りながらどんどん覚えていきます。
21世紀型の授業の基本を垣間見た感じがしました。来年度から一人1台タブレットをもてるようになって、どう授業が変わっていくのかとても楽しみです。
