今年度は、来年度から本格実施される学習指導要領の移行期にあたります。「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、今日は6年2組で国語の研究授業がありました。日頃から、授業を「教師が教える→児童が学ぶ」に変えてほしいと話をしています。そのためには、教師が話す・説明する時間をできるだけ少なくして、児童自身が主体的に調べたり、考えたり、話し合ったり、説明したりという時間を増やすようお願いしています。
今日の学習は「未来がよりよくあるために」という単元でした。友達の意見も聞いて、調べたことを生かしながら説得力のある意見文を書くことがめあてです。その中で今日の学習は友達の忠告や質問を聞いて、自分の考えを深めることがねらいでした。45分の授業の中で、30分程度が、グループでの意見交換の時間でした。新しいことに意欲的に挑戦する先生の姿勢をうれしく思いました。ただし、班での活動は、授業時間内にすべての子の活動を教師が把握することはできないという課題もあります。そして、児童に多くの時間を任せることになるので、活動までの意識付け・意欲付けが重要となってきます。それらを今後どう克服していくか、午後から行われる事後研究会での話し合いがとても楽しみです。
