今日、甚目寺小学校にも起震車「なまず号」がやってきました。5時間目に5年生、6時間目に6年生が体験をしました。4人ずつ交替で、最大で震度7のゆれを体験しました。最初は余裕で座っていた子も、最後は机にしがみついていました。終わった子に話を聞くと「びっくりした」「見ているときと、実際に体験してみると全然違った」といった感想を話してくれました。地震の恐ろしさを少しは感じられたことと思います。
あと1か月ほどで、東日本大震災からちょうど10年になります。児童もほとんど当時の記憶がない子ばかりになりました。今の日本では、東日本大震災級の大地震がいつどこで起きても不思議ではありません。今年は、これもコロナの影響で、避難訓練をいつものようにはできませんでした。児童引き渡し訓練も行えずに過ぎてしまいました。来年こそはコロナが収まって、ぜひ例年のように行えるようになってほしいと思います。
天災は忘れたころにやってきます。備えあれば憂いなし。今できることを今一度見直し、万が一に備えたいと思います。
