今年から変えたことの一つに、社会科のテストを先生方に自作していただいたことがあります。理由はいくつかあります。まず、メリットとして、テスト購入費がかかりません。紙代とインク代だけで済みます。2つ目は、テストを作りながら、先生方が単元での大切なポイントを確認できます。そして、一番大きな理由は、学習指導要領が変わって、単に知識や技能のみでなく、思考力・判断力・表現力を付けることが重視されるようになったのですが、業者のテストだと、記号で答えたり、簡単な語句を問う問題が多く、これまでとほとんど変わりませんでした。先生方が自作すると、社会事象の理由や関連など、授業で教えた内容を児童に記述で答えさせる問題が増えました。本当に身に付けさせたい力を評価できるようになったと思います。これまでのようにだれでも簡単に90点以上をとれてしまうことがなくなりましたが、逆に言えば今年のテストで90点以上がとれれば、本当に力があると言えます。
一方、デメリットもあります。先生方の負担が増えました。テストを一つ作るのには結構な時間と労力がいります。社会科だけをお願いし、学年で手分けをして作成していただきましたが、働き方改革の時代に逆行したかもしれません。もう一つは、印刷が白黒なので、地図や写真、グラフなどがきれいにカラーで提示できません。そのうち、資料だけはタブレットを見ながらテストをする時代が来るかもしれません。

