昨夜になりますが、現職教育として先生方の算数科指導法研修会を行いました。今年教育実習生の担当教官としてお越し頂いた、岐阜聖徳学園大学教授の鈴木明裕先生に講師を務めていただき、先生方で教師役と児童役をしながら、模擬授業をしました。5年生の割合の単元で行いました。
その中で、とくに子ども達がわくわくしながら、よしこの問題をやってみようと思うようなちょっとした課題提示の工夫を話し合ったり、挙手をする意欲的な児童だけでなく、クラス全員を授業に巻きこむような復唱法について教えていただいたり、机間指導で児童のノートに丸を付けて回る丸付け法の留意点などについて確認したりすることができました。授業の抽斗(ひきだし)がいくつか増えたように思います。勤務時間終了後の研修会でしたので、1時間30分の研修でしたがとても短く感じられました。先生方もそれぞれ刺激を受けたようです。
これがベストという授業は一つには決まりません。クラスの子ども達の実態やそれぞれの先生方のキャラでも変わってきます。授業は何年教師をやっていてもとても難しいです。だからその分おもしろくもあります。
有志の参加とはいえ、教育現場も働き方改革が叫ばれる中、昨夜は多くの先生の帰宅を遅くしてしまいました。しかし、特に経験年数の少ない先生方はスキルアップすることが、遠回りのようで働き方改革にもつながると思います。これからの授業に生かしてほしいです。今日は県内一斉のノー残業デイです。昨日の分もしっかり家庭サービスや休養をとってほしいと思います。
