今日の2時間目と3時間目に国語と算数の学力テストを行いました。学習指導要領が新しくなったことを受けて、出題の傾向がどう変わったかとても興味がありましたので、6年生の問題を解いてみました。
以前と比べると国語よりも算数に工夫が感じられました。授業の場面や兄弟での会話のやりとりなどからの出題もありました。また、前の問題の解き方を生かして、後の問題を考えていくなど、ただ、答えを出すだけでなく、その中で思考力や判断力を問うような工夫がされていました。よい傾向と感じましたが、その分たくさんの文章や表などの資料を読みとらなければいけなくなったことは、大学の共通テストと同じです。その割にとても問題数が多いことが気になりました。どうしても分野ごとの傾向を分析する必要があるため、問題がすべての単元から網羅的に出題されているため仕方がないことかもしれません。じっくり考えて解きたい子にとっては、少し時間が足りなかったかもしれません。一つひとつの問題は、基礎基本の定着を確かめるよい問題で、結果が戻ったら、今年度の学習成果を反省する、とてもよい材料になると思います。
どの学年の子たちも真剣に取り組んでいました。引き締まったとてもよい顔をしていました。さて、手応えはどうだったでしょう?
