暦の上では「大寒」ですが、このところ暖冬の日が続いています。
それでも空が雲に覆われると、太陽の光が弱くなり、代わりに北風の勢いが増して、たちまち寒空です。

西のくすのきは悠然とそびえたっていますが、東の公孫樹(イチョウ)の木は震えているようです。

この公孫樹、つい一か月ぐらい前までは葉が茂っていたのに、今はすっかりありません。

♪ 公孫樹は魚の骨の淋しさで立ちつくしてる
光の恵みさえも忘れたみたいだよ ♪
そんな寒空の下でも子どもたちは元気です。

♪ 光は子供たちの帽子でたわむれ ♪
でも、夕暮れに近づくと寒いですね。

♪ とおりすぎる風が
重ね着した老人の首筋をなでてる ♪
※文中のところどころに、岸田智史さんの「冬の光」(作詞:岡本おさみさん)を引用しました。