「主体的対話的で深い学び」の実現に向けて、これまでのような一斉指導で子供たちは先生の説明を聞いているだけの授業から変えていこうと工夫しています。
5年生では先生が主導して順番に解き方を確認していくのではなく、「できる人は自分の力でやってごらん」と子供たちにぶつけていました。そうすると自分一人では何とも手をつけられない子も出てきます。そういう子だけ、黒板の前に呼んでミニ授業をしていました。自分の学習ペースを自分で選択できるため、主体的な学習になっています。先生との距離も近く、「あっそうか」とつぶやき途中でも自席戻っていく子もいました。一方、ヒントなしで自力で解いた子にとっては、達成感たっぷりです。
2年生の九九では、全員の子に確実に習得してもらうように、一人一人に対してていねいに対応し、合格を出していました。合格サインに、ニコニコです。そのためにはどうしても先生の数が必要です。TTの先生だけでなく、職場体験の中学生、そして合格をしたクラスの友達も先生となって学び合い、高め合っていました。
少しずつですが、今、授業は確実に変わってきています。
