1年生が算数の授業で「かたちづくり」という学習をしていました。さまざまな色の二等辺三角形をたくみに並べて、いろいろな形を作っていきます。パズルのような感覚で行えるためか、知的好奇心をくすぶるようで、みんな集中して学習していました。
そんな時、あれこれ迷っている子に、ちょっと手を伸ばすとぽっと手を払い除けようとされました。自分としてはほんの少しヒントを与えるつもりでしたが、答えを教えられると勘違いしたかもしれません。どんなことも自分の力でやり遂げたいという気持ちを大切にして、達成感を味合わせてあげることがとても大切です。
一方、じっと悩んで、固まってしまって時間ばかりがどんどん過ぎていってしまう子もいます。少し支援をしてあげることで、自信を持たせてあげあげられる子もいます。その子の性格にもよります。どこまでじっと見守り、どういうタイミングでどんな支援をしていくか、そして、いかに自分の力でやり遂げた感を味合わせてあげるか、なかなか奥深いです。自分も含めて、多くの大人は待つことがとても苦手です。