今日は、PTAの校外生活委員会の方も参加し、「あいさつ運動」が行われました。昇降口では、児童会の役員の子が中心となって、赤い羽根の共同募金とアルミかんとペットボトルキャップの回収も行われました。朝からとてもさわやかな一日となりました。
さて、甚目寺小学校がユネスコスクールとなって、10年が経ちました。ESD活動も新しいステージに入ろうと、昨年度1月頃(コロナ感染拡大前)から検討を進めてきました。学習指導要領が新しくなり、自ら課題をもち、主体的・対話的に学ぶことができる児童の育成が求められています。そこで、6年生になったら、各自がテーマを設定し、それを追究していくような形にしていこうと方向づけを決めました。
ところが、このコロナ禍で出鼻をくじかれてしまいました。年度当初から休校となり、毎年夏休みに行っていた取材活動もできませんでした。そんな中ですが、少しずつゲストティーチャーは招くようにしました。そして、取材ができなかった分、取材先に手紙を書き、質問に答えてもらう形で資料集めを開始しようとしています。今、6年生の踊り場では、それぞれの施設や事業所への質問が貼り出され、だれでも追加を書き足せるようになっています。この回答を待って、自分のテーマに沿って考えをまとめ、それぞれが、甚目寺が持続可能な町としてこれからも発展を続けられるように考えた内容を、教育振興会からの補助金を活用し、論文集にまとめる計画です。
運動会後、早速次の目標に向けて動き出している姿を頼もしく感じます。さて、どんなものができあがるかとても楽しみです。
