6年生は、卒業ですが、1~5年生にとっても、今は大切な学年末です。思えば昨年度はこの3月の1か月がすっぽり抜けてしまったことを思うと、とても残念なことでした。
2時間目に校内を巡回していると、はからずも1年生と2年生の教室で同じようにお別れ会?をしていました。やっていることも「じゃんけん列車」とこれまた偶然同じでした。黒板に手作りのプログラムが貼られるだけでも気分はウキウキです。リズムに乗って動き、出会った子とじゃんけんをして、負けたら勝った子の後ろについて、どんどん長い列車にしていきます。最後まで先頭にいた子が勝ち続けた子です。ここまでじゃんけんの結果に一喜一憂できるのは、小学校低学年のこの時期だけの特権です。とても楽しそうでした。レクリエーションができるということは、授業時間の確保に苦心した今年度ですが、教科書の学習は終わった証拠だと思います。ひと安心です。
他の教室をのぞくと、2年生と3年生の算数で同じようなことをしていました。日記などの長い文章を読みとりながら、算数の問題に答えていく課題です。一年間の学びを生かす総合的な課題です。高校入試や全国学力テストでも問題を読みとる力が必要になってきていることを感じていましたが、今は教科書でも同じ傾向に変わってきました。教科で教える内容も時代が求める力に応じて変わってきています。
