学級園で育てたサツマイモで鬼まんじゅうをつくりました。
調理実習は今年度2回目です。2回目ともなると、低学年の子がエプロンと三角巾を自分でつけられるようになっていました。練習を重ね、どんどんできることが増えていきます。
手をていねいに洗い、消毒してから調理開始です。6人を2つのグループに分けて行いました。卵を割ったり、牛乳を入れたり、粉を混ぜたり・・・作業は分担して行いました。一昨年も芋掘りの後に鬼まんじゅうをつくったので、学年の大きな子たちはとても手際よくすることができました。

「ゆっくり混ぜるんだよ。」
「そっと、そっとだよ。」
などとコツを教えたり、ちょっと困っている友達がいると、
「手伝ってあげようか。」
と声をかけたりすることができました。
「ありがとう。自分でできるよ。」
親切に対して、感謝の気持ちを伝えることもできました。

美味しいものをつくっているときは、みんなが幸せな気分です。こういう時は、ソーシャルスキルトレーニングの成果がよく表れます。
蒸し器で蒸している間に、使用した調理器具を洗って片付け、テーブルの準備をしました。調理室が温かい湯気とほんのり甘い香りに包まれます。
「あぁ、早く食べたい。」

15分待って、完成です。ふんわりほかほかの鬼まんじゅうができあがりました。
ごちそうさまでした。