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2022/10/04

【5年生】野外活動2日目

| by 一般
 昨夜は、消灯時刻を守り、静かに就寝した5年生。全力ですべてのプログラムをこなし、みんな疲れていたのでしょうか。寝付けない子もいたとは思いますが、同室の友達への配慮を忘れず、約束を守って過ごせたことに感心しました。
 朝。6時にはほとんどの子が目を覚ましておりましたが、こちらも昨夜と同様、静かに部屋で荷物の整理をしたり、しおりを読んで今日の流れを確認したりして過ごしていました。本当に考え、行動できる立派な5年生です。
<朝のつどい>

 係の子の司会で元気よく朝のあいさつができました。

 ラジオ体操。少しひんやりした空気を吸い込むとぴんと背筋が伸びました。

<清掃活動>
 朝食の後は、清掃活動です。「来た時よりも美しく」を合言葉に、よく見る目、よく考える頭、よく働く手をフル稼働して、使わせていただいたところをきれいにします。

 ベッドの下やロッカーの中も掃除します。

 自分の分担が終わった子は、次の仕事を自分で探し、時間いっぱいまで活動しました。館内の廊下の雑巾がけをしてくれた子もいました。
 清掃活動終了後に所員さんによるチェックがありました。どこもはなまるでした。
「こんなにきれいにしてくれてありがとうございました」
とうれしいお言葉もいただきました。

<カレーづくり>
 炊飯場に移動し、カレー作りです。カレー作りは調理実習で経験済みですが、今回は野外炊飯です。コンロとは違い、火をつけること、火の調節が難しいです。ちゃんとした調理台もありません。ここでも、みんなで声をかけ合い、協力してがんばりました。


 カレー係はピーラーでジャガイモの皮をむきます。

 野菜は同じ大きさになるように切ります。


 かまど係は火をおこします。

 煙で目が痛くなることもあります。

 安定した火になりました。


 ごはん係はお米を洗い、ごはんを炊く準備です。

 今回の野外炊飯では、飯盒でご飯を炊くのではなく、災害時に使用される「魔法の米炊き袋」を使いました。洗ったお米と規定量の水を袋に入れてゴムで口をしめ、20分ゆでて、20分蒸らすだけでおいしいご飯が炊けるというものです。

 
災害時には水の確保が難しいと聞きます。これなら鍋を洗う必要がないので、節水にもなります。こんなに便利な災害用品があるということを体験できたところで、さぁ、いただきましょう。


 器に盛り付けます。 

 こんなに上手にできあがりました。

 カレー作り、大成功!!

 お腹いっぱいカレーをいただいたら、後片付けです。
 「来た時よりも美しく」が合言葉です。力を合わせて使ったものをきれいにします。

 鍋の底についたすすをとるのが大変です。

 洗い終えた班からチェックを受けます。
 洗い方が悪いと、何度もやり直しをするそうです。さぁ、どうかな・・・。「合格!!」とスタッフの方から言われる度に歓声が上がりました。

 すべてのプログラムを終え、楽しかった野外活動もこれで終了です。
<退所式>

 2日間、私たちのためにいろいろとご準備いただき、ありがとうございました。楽しい思い出ができました。

<解散式>
 1時間半の帰り道。楽しかった思い出に浸る子あり、バスの揺れに合わせて夢の中の子ありで、あっという間に学校に着きました。たくさんのお家の方の出迎えがあり、うれしくなりました。お忙しい中お迎えにきていただきありがとうございました。

 「みなさん、お帰りなさい」


 「2日間よくがんばりました。清掃活動でも、野外炊飯でも、後片付けまでしっかりできたことがすばらしかったです。あと半年で6年生。君たちの姿を見ていたら、きっと立派な6年生になれると思いました」


 私たちの野外活動がうまくできるよう、たくさん力を貸してくださったヒロさん、ありがとうございました。

 保護者のみなさまには、野外活動実施にあたり、たくさんの準備や子どもたちの健康管理、言葉がけなど、多くのご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。事故なく、けがなく、病気なく、無事に帰ってくることができましたのも、保護者のみなさまのお力添えのおかげだと感謝しています。
13:31

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