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2023/03/10

【6年生】理科出前授業

| by 一般
 6年生で学習する理科の最後の単元は「地球に生きる」です。これまで、人の生活と環境との関わりについて学習し、もっと追究したいことについて調べ、まとめ、発表をしてきました。今日は、その最後の授業として外部講師をお招きし、環境についてのお話をさらに詳しく教えていただきました。

 愛知県には他県では見られない生き物がたくさん生息しています。それらの生き物は数を減らしながらも、自然の中で生きています。渡り鳥の糞が海を豊かにし、豊かな海で育った魚や海藻、貝類などを人が食べる。木を切り倒し、炭をつくる。木を切り倒したことで日光が地面にまで届きやすくなり、草が生える。その草を求めてウサギ等の小動物が集まる。その糞によって樹木がまた大きく育つ。このように、自然とバランスをとりながら上手に生きてきた私たちですが、環境破壊によってそのバランスが崩れてきています。渡り鳥の数が減れば、海で育つ生き物が減り、私たちの食べるものも減るということです。それらの生き物の命を守ることは、最後には私たちの命を守ることなのだということがよく分かりました。
 「一人一人ができることはとても小さなことだけれど、一人一人の小さな動きが広がると大きな動きとなり、社会全体を変えることができる」先生はこうおっしゃいました。これからも地球で暮らしていくために、自分には何ができるのか、どういう社会にしていきたいのかを考えて、一生懸命生きていきたいと思います。



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