12月6日(木)、第1時限目に「人権集会」を行いました。私からは、授かった命を大切にしてその命をつないでいってほしいこと、集団生活の中で不愉快な思いや寂しい思いをしても意地悪、いじめに変えるのは間違っているし、見て見ぬ振りをしないのも大切であることを話しました。その後、人権啓発作品展で入賞した5名のポスターや標語、習字をスクリーンで紹介したり、福祉実践教室の感想文を5年生と6年生の代表が読み上げたりしました。

 また、宮城県山元町立山下第二小学校との交流についても紹介されました。これはあま市人権教育研究会の取組の一つで、昨年3月の東日本大震災で被災された学校との交流を図ろうというものです。今年の春、津波によって甚大な被害を受けた宮城県山元町からスイセンの球根が届けられたことをきっかけに、本校は山下第二小学校との交流が割り振られました。スイセンの花は、阪神・淡路大震災の折に皇后さまが焼け跡に手向けられたことでも知られ、『復興の象徴』とも言われています。七宝小ではいただいた球根を園芸委員会を中心に花壇に植え、お礼の手紙を送る予定です。

 最後に、金子みすゞさんの有名な詩「わたしと小鳥と鈴と」の歌を全校合唱して集会を閉じました。この中の言葉のように、人にもできることできないことがあります。他との違いを認め、お互いが助け合えるような生活ができることを願っています。