本日午後、岐阜県多治見市から、「文字職人の杉浦 誠司さん」にお越しいただき、ご自身の経験から、「いじめ」・「人権」について5,6年生が講演を聞きました。
杉浦さんが、小学校時代に辛い思いをしたお話は、子どもたちにとって、とても身近で、ごく普通に起こりうる場面の話でした。
もし、自分がその立場だったら、自分はどんな行動をとったんだろう・・・?と自分の事として考えさせられるお話でした。
初めは普通のじゃんけんから始まったのですが、途中からチョキをなしにして、杉浦さんとじゃんけんタイム。
「じゃんけんで一番強いのは何?」
「チョキはグーには負けるけど、パーには勝てるね。」
「パーはチョキには負けるけど、グーには勝てるね。」
「同じようにグーはパーには負けるけど、チョキには勝てるね。」
「みんなそれぞれ、いいところもあれば、悪いところもあるんだ。どれ(だれ)が一番強くて、どれ(だれ)が一番弱いなんてないんだよ。」
講演の最後は、杉浦さんの「書の実演」です。
何を書こうかじっくりと考えられ、書きはじめられたら一気に、流れるような筆さばき・・・。
子どもたちは、圧倒されて何も、言葉がでませんでした。
“その命に宿る光 可能性”
“あなたの心の喜ぶことに 素直に生きて”
“その命の光を輝かす事が”
“人生をしあわせにする”