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活動の様子(学校行事・児童会行事)


2021/06/17

5年生 「福祉実践教室」~ちがいを認めともに生きる!~

| by sho_miwahigashi

 5年生は総合的な学習で、学年テーマ『生きる!今、わたしたちにできること」を学年テーマに基づく探究活動に取り組んでいます。人と人との温かなかかわりを通して、誇りある生き方や心優しさ、たくましさなどにふれる中で、自分の生き方を見つめ直し新しい自分づくりへの一歩を踏み出してほしいとの願いを込めた学習です。
 障がい者体験をするとともに、障害のある方やそれを支えてみえる様々な方々の願いや思いにふれることをねらって、この日は「福祉実践教室」を実施しました。



 2時間目は「手話体験講座」で、耳に障がいのある方や手話ボランティアとして、様々なサポート活動をしてみえる方をお迎えしました。耳が聞こえないことの大変さを学ぶとともに、口の動きや指の動きなど、手話以外にもコミュニケーション手段があることも教えていただきました。口元がみえることが大切なので、透明なマウスガードをつけて必死に手話に取り組む子どもたち、手を動かすだけが精一杯でした。障害のある方々の視線でボランティア活動に取り組んでみえる方々から、「相手の思いに寄り添うこと」の大切さを学ぶことができました。



 3時間目は「点字体験講座」で、点字ボランティアサークルの皆さんを講師にお迎えしました。点字が発明されたことで、目が不自由な方々が「書物にふれる」ことができるようになり、大きく道が開けたことを学びました。子どもたちは、初めての点字器に四苦八苦しながら、一文字ずつ点字を打っていきました。活動を通して、「支え合い助け合って生きていくのが人なんだ! そこにこそ人の素晴らしさがあるんだ!!」という思いにたどり着いてくれたらと願っています。



 4時間目は「車いす体験講座」で、二人の車いす生活者の方をお迎えしました。予期せぬ事故で下半身の自由が突然失われた過去、絶望のどん底から這い上がり、前向きに自分らしく生きる道を探ってみえた人生を語って下さり、子どもたちの心に強く響いたようでした。車いすの介助に限らず、障がいのある方の手助けをする時は、「・・・・しますね」といった声をかける心配りの大切さを学び、子どもたちは、これから自分にもできることについて思いを至らせてくれているようでした。壁にぶつかってしまうとすぐに弱音を吐き、諦めてしまう子が少なくない今、お二人の生き様にふれ、自分の生き方を見つめ直す機会としてくれることを心から願っています。
16:00 | 今日の出来事
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