心地よい日が続いています。秋本番、学習にも集中して取り組むことができる季節になりました。3階の渡り廊下から外を眺めてみても、秋らしい空、空気に変わってきました。
新しい学習指導要領に基づいた授業に本格的に取り組み始めた今年度、コロナ禍ではありますが、
「主体的対話的で深い学び」に迫る方法を日々、模索してきました。人は「人との
かかわりの中から多くのことを学び、”人”として大きく成長していきます。互いに言葉を交わし、
互いの考えを知ることで自分の考えを見つめ直し、
考えをより深め高めていくことができます。そんな考えのもと、本校では、
『対話』をとおして子どもたちを成長させていこうと取り組んでいます。その土台固めとして、子どもたち一人一人が、人の話をよく聞き、その考えのよさに気付き、称賛したり問題点について言及したりできる「深まり」のある会話、つまり
『対話』にまで高めていくことに2年前から力を注いできました。
朝の会のスピーチや授業の中で、担任は、一人一人の
思考を揺さぶり、子どもたちがそれぞれに
考えをより深いものとしていくよう言葉をかけるよう努めています。また、意見を交わし合うような場面を意図的に作り、「
対話」をうまくつないでやることで、互いに深め合い高め合うよう仕向けけています。マスクの着用だけでなく、飛沫の拡散防止の意識を子どもたちにもたせながら学習に取り組ませていますが、少しずつではありますが、着実に成長へと導いています。