主体的対話的で深い学び」の実現を目指して5年2組で研究授業
「対話」を通して、考えを深め、高め合う!
コロナ禍の中、対話的な学びの実践に制約を受ける中、マスクの着用と大きな声を出さないこと、近距離での正対に気を配ることなど、感染防止への意識を持たせながら、「主体的対話的で深い学び」の実現を目指した授業の在り方を模索しています。この日は、初任者教員の研修の一環として、5年2組で研究授業を行いました。
子どもたちは、ひとつのテーマの是非について、2グループに分かれ、意見を述べあい、第三者に説得する形で議論を行う「ディベート」形式で討論を繰り広げました。テーマは「校長先生がペットを飼うとしたら犬がよいか?ねこがよいか?」で、犬派とねこ派、そして互いの主張をよく聞き、どちらに説得力があったか判定を下すグループの3つに分かれて取り組みました。
子どもたちが対話を通して、互いの考えをよく聞き、それをもとに自分の考えを深め、高めていくことをねらった授業ですが、発言の重要ポイントが確認できるよう「復唱」する担任の支えを受け、論点が外れた発言もなく、子どもたちはそれぞれに自分の考えを練り直していました。判定者4名の判定が、犬派2、ねこ派2と引き分けとなったことからも、双方、互いに「なるほど」と思わせるような議論が展開されていたことがわかります。担任も子どもたちも、力量を高めた有意義な1時間であり、参観した教員も多くのことを学ぶことができたと思います。
私の家では猫を7匹飼っています。そのすべてが迷いネコを保護する形で飼ったもので、高齢の1匹は糖尿病を患っており、獣医さんにインシュリンの処方を受け、毎日、摂取しています。私は、動物を飼うということへの責任は重く、「ともに生きる」という覚悟が不可欠、安易な気持ちで飼うことはできないと思っています。5年生の議論では、そこまで考えることは難しいと思いますが、飼い主にすべてを預けている動物の思いにも考えを巡らせてくれる子が出てくるとうれしく思います。

