昨日、5時間目に防災訓練を行いました。
今回の訓練は、「理科室や音楽室、図書室といった特別教室で活動中、地震が起きて火災が発生した」という想定で避難訓練をしました。また、同時に職員室では、職員による通報訓練も行いました。体育館への避難はとても静かに、素早くできました。
次に、消防士さんからの話を聞きました。地震と火災はセットであること、初期消火は自分の逃げる道を確保してから行うこと、初期消火は煙が降りる前に行うことなど、自分たちの命に関わる話を聞くことができました。
その後、体に害のない煙が充満した教室を使って、煙体験を行いました。生徒たちは口元をハンカチ等で覆い、姿勢を低くして、気持ちを落ち着かせながら真剣に取り組んでいました。
生徒の振り返りを一部紹介します。
・特別教室からの避難は初めてだったけど、放送をよく聞いて動けたので良かった。煙体験では、実際に体験してみて、すぐ目の前しか見えないことを知った。低くかがんで壁を伝って逃げる練習ができたので、緊急時は落ち着いて逃げたいと思う。(3年生)
・煙体験では、本当に何も見えなくて怖かった。いつでも冷静でいることが大切だと思った。怖かったけれど、消防士さんの「こっちだぞー!」という声があって安心したので、声かけも大事だと感じた。(2年生)
・避難訓練は落ち着いてできたけど、実際に起こったとき、今日のように動けるかと聞かれたら、自信をもって答えることができない。どんなことが起こりえるのか、どんな行動をとるべきか、どんな準備が必要かなど、しっかり考えながら生活したいと思った。(1年生)