
1995年1月17日、阪神地方を襲った都市直下型の巨大地震は、6000人を超える犠牲者と全半壊家屋約25万棟、10兆円を超える甚大な被害をもたらしました。頑丈なはずの高速道路の高架が横倒しになり、崩れるなどと思っていなかった建物が崩壊し、私たちに自然災害の恐ろしさを改めて実感させる出来事となりました。大きな被害の代償に私たちが得たのは、「ボランティア」の大切さを皆が感じ取り、阪神・淡路大震災をきっかけに災害ボランティアが定着するようになりました。この1995年は「ボランティア元年」と呼ばれ、阪神・淡路大震災が167万人、東日本大震災が550万人など復興の助けになっています。地震だけでなく、豪雨被害でも民家の泥かきなどに活躍しています。こうした助け合いの精神、こんな時代だからこそ大切にしていきたいものです。
毎年、本校では、1月17日(週休日のため、今年は18日)に避難訓練を実施しています。コロナ禍のため、実際に避難することは避けましたが、訓練用の「緊急地震速報」を流すと、子どもたちは素早く机の下に体を入れ、頭や背骨(脊髄)を守る行動をとることができました。その後、校務主任が阪神淡路大震災の被害の状況とこうした身を守る行動の大切さについての話をし、訓練を終えました。いつ襲ってくるかわからない自然災害ですが、こうした日々の訓練を積み重ねていきたいと考えています。