
ALT(外国語指導助手)の先生の来校日、1年生が外国語活動の授業に取り組みました。生活科の授業の一部を使って、年間10時間ほど、外国語に親しむことをねらって取り組む予定です。初めてアルファベットを書いた子や英語の発音をした子もいましたが、皆、楽しそうに取り組んでいました。

寒の戻りで寒い日が続いていましたが、ようやく4月らしい気候となりました。運動場で気持ちよさそうに体育の授業に取り組むクラスもありました。マスクを着用しているとはいえ、感染に留意させたく、「互いに距離を保つ」という意識をもって活動するよう担任が指導していました。1年前はできなかったことができたり、体力の向上を実感したりと、充実した授業でした。

市が整備してくださったICT機器を有効に使うべく、担任が様々な使い方に挑戦しています。今やWeb上は教材の宝庫です。WiFi環境が整備され、簡単に子どもたちに見せることもでき、その教育効果は計り知れません。半面、昔から使ってきた教具も捨てがたく、2年生の時計の学習では、時計教材を手に、実際に動かしながら学べるので、学習の定着にとても効果があります。

4年生は算数で角度の学習に取り組んでいます。ICT機器と板書を併用し、子どもたちが少しでもわかりやすいよう工夫しています。4年生は2クラスともに32名ずつと、在籍人数が多いのですが、スクールサポーターの先生と二人体制で子どもたちの指導に当たることができ、基礎基本の定着につながっています。昔から行ってきた個別に学習状況を確認する手法も有効で、時間はかかりますが、担任はていねいに一人ずつつまずきがないか確認していました。

本校では、様々な形での『対話』を通して、互いの考えを交流し合う中で、自分の考えを深め高めていってくれることを目指していますが、その一環として、廊下には「学びの交流掲示板」が設置されています。子どもたちがそれぞれに学んだことや感じ取ったことを付箋紙に記載したものが掲示してありますが、隣のクラスの子の考えを知る機会ともなり、自分を見つめ直し、新たな自分づくりの一歩としてくれる子も出てきています。