1年生は初めてのこころアップタイムがありました。こころアップタイムは、1ヶ月に1度朝の20分を使って行う、小さな道徳の時間です。毎月道徳の担当者が生徒の心に響くような題材を用意して、全校一斉に行っています。
今日は、『不要不急どこまで自粛?』を題材に、実際に自粛中にあった行動が、本当に必要なことだったのかを考えました。この道徳で考えなければならないことは何だと思いますか?
この自粛はなんのために行うものなのかということを通して、人を大切にすることを考えられたら最高です。そのためには、1人の人生を少し考えてみると分かりやすいかもしれません。お母さんが私を生んでくれ、物心がつくまですべてのことを支えてくれ、今の私たちがあること。また、家族だけでなく、自分を助けてくれた仲間や、先生など様々な人が自分に関わっているということも考えてみてください。そうすると、1人の重みが増してきませんか?今現在コロナウイルスは、世界で40万1087人の命を奪っています。毎日のように聞くニュースの死者数。この40万1087人に家族がいたはずです。これからこの人数の1人があなたの大切な人にならないためにできることが、自粛だったはずです。
これから、このコロナウイルスが終息したとき、この支え合いの気持ちを持ってさえいれば、どんな困難も乗り越えていけると思いませんか。今日のこころアップタイムでは、自粛から命を考えることができていれば嬉しいです。みなさんどうでしたか?