3人の先生のお話を今日はしたいと思います。
3人の中では先輩にあたるA先生が、私に玄関のマットをきれいにしたいのですがと、申し出てくれました。以前、他の学校に勤めているときにマットの掃除をしたことがあるらしく、「マットの掃除はいつまででも砂埃が出てくるんですよ」と言いながら、それでもやろうとして声を掛けてくれました。その先生からすると後輩にあたる2人の先生も、快くその作業に参加をしてくれました。チラッとその作業を見に行きましたが、マットをただはたくだけではなく、水で洗いながらデッキブラシでこすってと、とても手間をかけて掃除をしてくれていました。私はそこまでしてマットの掃除をしたことがありません。本当に頑張ってくれていました。
昼以降に雨が降ってきて、後輩のB先生とC先生が職員室に上がって来たとき、私が「A先生は?」と聞くと、「まだ下で作業してると思います」と教えてくれました。雨がだんだん強くなってきたころにやっと作業が終わってA先生も職員室に戻ってきました。戻って来たA先生は何事もなかったように別の作業を始めます。自分がしたことが当たり前であったかのようなその姿勢も私は心を打たれました。
A先生に「どうして掃除しようと思ったの?」と私が聞くと、「子どもたちがいないと、普段子どもが掃除をしてくれていた場所が汚れていることによく気付くので、僕らも学校をきれいにしなくちゃと思っただけです」とさらっと言っていました。この感覚を一緒に作業をしたB先生とC先生も知るのかと思うと、この学校が休校中でもいい学校に向かっていっているように思えました。今日は3人の先生たちに心から「ありがとう」を伝えました。
さて、みなさんは自分が誰かのためにしたことを、あとで自慢げに話すことはありませんか?かっこいい人とはどんな人なのか。そういったことを少し考えるきっかけにしてもらえたら嬉しく思います。今日のA先生、B先生、C先生は、年齢関係なくかっこよく見えました。ちなみに、B先生はC先生に帰り際「作業、楽しかったな!」と言って帰っていきました。みなさんはどんな人になりたいですか?
