どんな言葉を使って授業の感想を書いて伝えてくるのだろう。そんなことを考えながら、ノートのチェックを楽しみにしています。生徒の感想を見ると、自分の伝え方をもう少し工夫しなければならなかったとか、生徒自身が学習内容を楽しく学習できていた様子などが見られます。慌てて書いて短文になっていても、感情が文章から読み取れるときは、コメントを書くことが楽しくなります。
中には、書いてあるのに字が薄かったり、字自体が読み取れない場合があります。そんな時は、とても残念です。せっかくそこに想いがあるのに、読めないのでは言葉を返してあげることもできません。
字を丁寧に書くことや、見やすいノートを作成することは、とっても意味のあることです。読んでいる相手が、そのノートに感情を込めやすかったり、何よりあとで見返して勉強する自分も集中しやすくなったりするからです。
山積みになったノート一冊一冊と向き合う時、あなたの顔を思い浮かべて、君たちの言葉に込められた想いを見落とさないようにコメントを書きます。一度自分のノートと向き合ってみてください。ちょっとした気遣いが、自分の勉強を変えるきっかけになるかもしれません。
授業の入っていない時間に、いろいろな教員がノートのチェックや授業の準備をしています。ぜひ、「○○のノートが激変して、すごいんですよ」と教員同士が話題に上げるようなノートを作成してみてください。
