2月に入りました。時の流れに身を任せていたら、あっという間に1年が過ぎていきそうです。時間の意識をもう一度強くもちたいと思う時期でもあります。このあと、校長からの朝礼の言葉の中にも出てきますが、3年生は卒業が間近です。各学年、今の学級の仲間と過ごす時間もあとわずかです。テレビ番組で描かれる学園ドラマがキラキラ輝いて見えたり、羨ましく映ったりしませんか。その羨ましいと思うドラマと同じ年代を生きているのが君たちです。ドラマより輝いた学校生活だったと言える日々を過ごしてください。では、校長からのメッセージをもう一度読んで、明日からの力に変えましょう。
みなさんおはようございます。土の中では、すぐそこまで来ている春に期待を寄せながら、小さな芽が少しずつ成長してきています。まさに芽吹きの時です。先ほどは、芽吹きの時を表すかのような多くの表彰があり、南中学校に活力を与えてくれたように思います。表彰されたみなさん、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。
さて、朝夕の冷え込みはまだまだありますが、季節は少しずつ春に近づいてきています。2月3日は、立春です。立春について少し調べてみました。すると、1985年以来、ずっと2月4日が立春だったのですが、今年は、37年ぶりに日付が変動するそうです。そして、日付が2月3日になるのは、なんと1897年(明治30年)以来124年ぶりだそうです。また、あと100年ぐらいは、3日か4日のどちらかになるそうです。立春とは、紀元前に中国で生まれた季節のひとつで、1年を4つに分け、さらにそれぞれを6つに分割した、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれるものの中の、春の始まりであり、1年の始まりとされている日です。1月1日が1年の始まりですが、二十四節気においては、2月3日が春の始まりであり、1年の始まりであるとされる日です。そして、今日は2月の始まり、そして週の始まり。このような始まりの時は、何かを始めようとするときによい機会になるとよく言われます。特に、今年の立春は124年ぶりの2月3日ということで、きっとエネルギーが詰まっていることでしょう。ぜひ、今日も含めて、立春までのこの特別な日に、これから自分はこうするんだ、これに力を入れようと、決意を新たにするとよいと思います。
特に、3年生の皆さん、休みの日を除くと卒業式まであと21日です。この日々を有効に使ってほしいと思います。すでに進学校が決まった人は、高校での生活に向けて、時間を守って規則正しく生活しよう、学校の勉強を精一杯がんばろう、そして、受験を控えている人は、まさにこの始まりの時のエネルギーを受験に向けて、もうひと踏ん張りがんばるぞといったように、決意を新たにしていってほしいと願っています。
新型コロナがまだまだ続いていますが、引き続き、マスク、手洗い、換気、三密を避ける等のことを徹底しながら、感染予防にさらに努めてください。それでは、今週もがんばっていきましょう。