誰かのために頑張ろうと思うこと、それが自分の子どものためであれば、それは当然とも思われる行動なのかもしれません。しかし、甚目寺南中学校の子どものためとなると、それは当然とは言えないものになるように思います。自分の時間を割き、気付いてもらえるかわからない作業であっても、進んで行ってくれる。そんな姿があったことを、みなさんに届けたくて書いています。
今日は三者懇談の裏で、保護者の方が花壇造園・除草作業を行ってくれました。今回は16名で作業を行いました。どちらの作業も、汚れたり、かがんだ姿勢を続けたり、時には草木が手に刺さったりして痛かったりするなど、決して楽ではない作業です。1時間という時間の枠を超えて頑張っていただきました。
さて、この方たちはどんな気持ちでこの作業に参加しようと思ったんでしょうか。生徒のみなさんは、どう考えますか。考えているうちに、自分は学校で何ができるかなぁ、と考えられたらいいですね。実際に保護者の方たちの姿を見ることができた人はラッキーでした。私たちの生活は、知らないところで誰かに支えられていることが多々あります。そういった想いや行動に気付いた時に、その時だけでも感謝が行動に変わるといいと思います。
あなたたちが大人になったとき、活動できる、できないに関わらず、こういうことに心が動くような人になっていると嬉しいです。ぜひ、明日自分の目でどこがきれいになったのか確認してみてください。その時の気持ちを大切にしてください。参加いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。