いろんなところで聞くこの『仲間』という言葉。みなさんはどんなイメージをもっていますか。映画、ドラマ、ゲーム、小説、歌、様々な場面で題材として取り上げられています。
仲間という言葉から連想されることは、青春、涙、温かさ、笑顔、助け合い、宝物、裏切り、傷つく、恋、ライバル、敗北などいろいろです。この言葉をよく考えると、人生を歩むうえで必要な人格の多くは、仲間から得るものが本当にたくさんあることに気付かされます。
教室の仲間と過ごした日々を今思い返してください。
4月、話したこともない人たちと1年間を過ごすことになり、周りの生徒をけん制し合っていたはずです。さらに、担任の先生はどんな人なのか、また、先生も自分の学級の生徒がどんな生徒がいるのか。お互いに探り合って生活が始まったと思います。
5月、野外活動や校外学習に向け、行事を自分たちで作っていくうちに、教室内は何となくグループができ始め、このころ不安をもった生徒もいたのではないでしょうか。しかし、実際に行ってみると、移動の時間にみんなと楽しく会話ができたり、学級でまとまる時間も増えたりして、安心感をもてた人もいたのでないでしょうか。
6月、野外活動や校外学習を終えて帰ってきたころには、4月の緊張感はもう感じなくなっているぐらい、各学級の色が出始めていたと思います。テストもありました。仲間と競い合い、勝って喜んだり、負けて悔しんだりする姿も素敵な姿です。
7月、やっと学級に慣れたと思ったら、夏休みです。
9月、長い夏休みが明け、教室に入ると、少し身長が伸びたように感じる生徒や、運動部で鍛えられ、たくましくなった姿を見せる生徒がいたはずです。しばらく会っていなかっただけなのに、会えたことに嬉しそうにしている子も見かけました。9月は、学校祭です。体育祭、文化祭を、3年生を中心に一生懸命ブロック優勝を目指して頑張っていました。また、各学級では、合唱コンクールのために一日の隙間の時間を上手に使って練習している姿がキラキラ輝いていました。この月は、もっとも仲間の存在を大きく感じたことでしょう。
10月、11月、12月は学校行事も少なく、本当の意味で学級の力が試される時期です。大きな崩れもなく、笑顔の花がどの学級にも咲いていたように思います。もう、自分たちで学校という場を楽しみ、すばらしい学級がそこにありました。
1月、2月、寒い季節になり、教室に閉じこもる生徒が大半です。廊下にあまり生徒の姿はなく、各教室をのぞくと、教室内で楽しそうな時間を過ごしていました。廊下に出ないことで仲間との時間をより多く取ることができたのではないでしょうか。また、5月にできていた小さなグループではなく、学級全体が一つになって楽しめる空間も作り上げることができるようになっていませんか。
3月、3年生が卒業し、在校生のみなさんは次の学年に向け、仲間との別れを乗り越えることになります。そして、担任の先生ともお別れです。
1年間をザっと振り返ってみることができたでしょうか。早かったですか。それとも、苦しい時間が多くて、長かったですか。ひとそれぞれに感じ方は違うと思いますが、先生と仲間で、ともに過ごした時間を大切にしてほしいと思います。
もうすぐ、次の4月がやってきます。新しい仲間と時間を共有し、今年度を超える学級を作る必要があります。最高の1年を過ごしましょう。そのために、22日、今の学級でしかできないことをすべてやって、次につながる素敵なお別れをしてほしいと思います。今年度もあと1日です。
【今日の給食】
今日は米粉パン、牛乳、やきそば、肉団子の甘酢あんかけ、れんこんサラダ、クレープでした。今年度最後の給食が終わりました。私たちは、本当に多くの気配りがされた、給食を毎日いただけることに感謝しなければいけません。そして、毎日この記事に書くことで気づいたことがあります。どんな食材もありがたくいただくということを意識することで、食事がこんなにもおいしくなるということです。今日も本当においしかったです。ありがとうございました。ごちそうさまでした。来年度もよろしくお願いします。
