後期第一回テスト2日目でした。最後まであきらめずに取り組むことができましたか。直前で努力した人、コツコツ努力を積み重ねてきた人、全く努力なしに挑んだ人。それぞれだと思います。3年生になると、この時期のテストは焦りが見られるものです。落ち着いて試験ができたという人ばかりだと嬉しいのですが。
「どうしてあいつは全く勉強している感じがしないのに、頭がいいのだろう。」そんなことを思ったことがありませんか?私が中学生のときはよく思いました。そこで気づいたのは、あの人と私は違う人間だということです。
Aくんは教科書を見るだけで90点、Bくんは一生懸命勉強して80点、Cくんは一生懸命勉強するが45点、Dくんは勉強しないので20点、Eくんは勉強しないのに95点。
私はCくんと同じタイプです。頭に知識を定着させることにとっても時間がかかる人です。まずは、自分がどんな人間なのかを知ることがとっても大事です。Aくん、Bくんと同じことをしても、私は高い得点を取ることができません。彼らより時間をかけ、丁寧に勉強する必要があるのです。そして、時間は永遠にあるわけじゃないので、上手に勉強しても、75点ぐらいが関の山かもしれません。しかし、そうやって今の自分に合った方法を考えて、継続して頑張った結果はきっと自分の中で納得いくものになります。誰かのための勉強ではなく、自分のための勉強です。他人に振り回されず自分に合った方法で、楽しく継続できる勉強をしていきましょう。3年生は特に自分をよく見直してほしいと思います。
今日はテスト後の3、4、5時間目の時間をつかって1年生が福祉実践教室を行いました。始めに体育館で足の不自由な方から講習をしていただきました。その後は6つの体験に分かれて、選択した体験をもとに、障がいのある人とどのような接し方ができるかを考えました。
上記のテストのこともそうですが、そっくりな人間はいても、何もかも一緒の人間はいません。ひとりひとりの特徴が違っていて普通なのです。今日みなさんがどんなことを学べたのか、とても気になります。相手をきちんと知ることが大切ですが、それ以上に知ろうとしていることや自分と違う存在を受け入れる心が整っているかはもっと大切なことです。少しでもそういった感覚をもてる機会になったなら嬉しいです。
みなさん、テストお疲れさまでした。夜は冷え込みが厳しくなるようです。温かくして、ゆっくり休んでくださいね。1日おつかれさまでした。