今日はオアシス運動がありました。オアシスは「おはよう」「ありがとう」「失礼します」「すみません」それぞれの最初の1文字をつなげたものです。本校のオアシス運動は、保護者の方々にご協力いただいて、朝8時頃から登校終了の8時25分までの時間をつかって、校門であいさつ運動を行っています。コロナウイルスがまだまだ拡散していて、保護者の方に生徒の様子を見ていただく機会がなかなかありませんが、こういう機会で少しでも学校の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。参加していただきありがとうございます。
さて、みなさんあいさつできましたか?あいさつをすることが、また当たり前になってきました。「おはよう」と友達とあいさつをすることができない期間が長くありました。そんなことを考えると、友達が隣にいたり、門でオアシス運動ができていたりすることは、決して当たり前じゃないことに気付かされます。日々にある当たり前を失うと、その当たり前のありがたみをあらためて感じますが、じつは、当たり前のことが何なのかを日々の中で考えることはまずありません。
ですから、今日だけでも、一日過ごして自分の前にあったものや人、自分の目に映ったものが、いかに大切なものだったのか振り返ってみてください。あの子との会話、教室のにぎやかな雰囲気、給食の味、先生の話、そんなちょっとしたことに気付くことが自分の生活を今よりも豊かにしてくれるのだと思います。今日もいい一日でしたか?いい一日になったと言える人は、きっと気付きのあった人でしょう。
あいさつは、いい一日をスタートさせるきっかけ作りです。ちょっと気持ちが乗らないときも、自分なりのあいさつをしてみましょう。「おはよう…」その一言が一日を変えることがあるかもしれません。
では、私から、一日の最後のあいさつを。「みなさん、一日お疲れ様でした。すてきな一日にしてくれてありがとう。」
