学校が臨時休業になってからほぼ1カ月。新入生がどのようにこの休みを過ごしてきたかを本当に心配してきました。久しぶりに会う仲間たちと会うだけで、気持ちが落ち着かず、ざわついた様子があるかもしれないと思いました。しかし、そんな不安は全く持つ必要がありませんでした。今年度から本校に異動してきたばかりの校長先生もその姿をほめていました。とても立派な姿でした。甚目寺南中学校への入学おめでとうございます。
式は15分程度で終わるものでした。新入生のみなさんの3年後の姿を想像しながら見させてもらいました。先日の卒業式では、席を立つ音、座る音がザッ!ザッ!っとひとつでした。やるときはやる卒業生の姿に感動すらしました。音がひとつなのは、心がひとつということです。みなさんもこれからの3年間で、そんな心がひとつになれる学年を築き上げて、卒業できるように頑張ってほしいと思います。
入学式での校長式辞は、放送で行われた始業式でも話されました。今日はその内容を抜粋して載せます。
「大きな希望に満ちた皆さんに、ひとつだけお願いをしたいと思います。それは、友達のことを尊重し、お互い仲良く生活してほしいということです。私も皆さんと同じように、この四月に南中学校に赴任してきました。皆さんと同じく、南中学校一年生です。少し前までは、まさか皆さんと出会うとは思っていませんでした。皆さんも同じでしょう。また、皆さん同士も、小学生時代から知っている人もいるとは思いますが、知らない人もたくさんいると思います。言ってみれば、お互い、偶然に出会ったことになります。しかし、そこにはきっと、出会う必要があって出会ったのではないか、この人と出会って、その人からいろいろなことを学んで、あなた自身を成長させなさいという見えない力があるのではないかと思うのです。それを縁といいます。
地球の人口が約七十六億人、日本の人口が約一億二千五百万人、愛知県の人口が約七百五十万人、あま市の人口が約九万人、その中で、南中学校で出会った。これは、決して偶然に出会ったというだけでは片づけられない縁があるはずです。もちろん、皆さん同士ばかりではなく、先生たちとの出会いも同じ縁だと思います。人は、一人では生きられません。一人では、成長できません。自分から見てすごいなと思う人がいるでしょう。逆に自分とは考えが違い、合わないと思う人もあるかもしれません。しかし、どのような場合であれ、その人と出会うことが、自分の考えを振り返ったり、自分の考えを確かめたりするきっかけになります。そして、自分を成長させてくれることにつながります。ですから、友達を尊重し、友達に感謝し、友達と仲良くし、友達から学ぶことによって、自分自身を成長させていってほしいと願っています。これからの生活の中で、友達とうまくできていないと思ったら、この出会いの感謝の気持ちを思い出してほしいと思います。
皆さんがこの南中学校で、自分自身を大きく成長させることができるよう、私たちも精いっぱい頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。」
出会いというものを意識すると、その人の良いところを探したくなります。生活の中で相手の気持ちを汲んだ言葉や態度で接することをしましょう。先生たちも、新しい出会いがありました。生徒のみなさんと同様に、良い関係を築いてみなさんの生活を一致団結して支えていきます。一緒に過ごす時間を大切にしていきましょう。
さて、今日の最後は新型コロナウイルスの学校対応の場面を載せておきます。今あるもので何ができるのか。試行錯誤しながら安全な学校を目指します。そして、いつ登校が再開されてもいいように準備を進めているところです。みなさんは、自宅で感染しないための行動をしてください。よろしくお願いします。
