式は、厳かな雰囲気の中進めることができました。そんな雰囲気の中でも、後輩に向けての温かな言葉や保護者に向けての感謝の想いにあふれていて、本当に素晴らしい式でした。
全体の合唱では、今まで練習してきた別れの歌の『ぜんぶ』と在校生と歌う『ふるさと』の2曲が歌われました。2曲目の『ふるさと』という曲は、学校祭などで全校生徒が肩を組んで歌う曲で、3年生が最後に在校生とどうしても歌いたいということから、急遽式の終わりに盛り込むことになりました。教師の想いと卒業生の想い、そして、在校生の想いが一致したことから、実現した時間となりました。本来、このような異例な出来事はありませんが、これが今の甚目寺南中学校なのだと思います。そして、それを作り上げたのは、まぎれもなく3年生のみなさんでした。校長式辞にもありましたが、「いい学校には、いい最高学年がいる」ということです。本当にありがとう。
想いにあふれた卒業式は、言うまでもなく感動的に終わることができました。式後には、教室で最後の学活があり、各教室で担任への感謝が伝えられました。花束を抱えた担任の嬉しそうな笑顔と、ちょっぴり寂しそうな顔に見ているこちら側も胸が熱くなりました。
最後は、各学級昇降口辺りで列を作り、校旗をもった生徒会長の後に続いて、門を出ていく送り出しがありました。保護者の方々のアーチを抜けて巣立っていく姿は、太陽に後押しされ、これからの人生を立派に歩んでいく様子を垣間見たようでした。
3年生の授業にはほとんど入っていませんでしたが、いつも顔を合わせれば、笑顔で手を振ってくれる子、元気に挨拶をしてくれる子、ハイタッチを求めてくる子、自然と寄って来てくれて話をしてくれる子、そんな子たちが校内にいなくなると寂しい想いがこみ上げてきます。
しかし、今日は旅立ちの日。送り出しで流れていた、ザ・ブルーハーツの『人にやさしく』という曲の歌詞の通り、寂しい想いを語るよりも、この言葉を聞いてほしいのです。私たちは大きな声で心の中で言っています。届け!3年生へ。ガンバレ!
聞こえていますか。3年生。ガンバレーーーーーーーーーーーー!
ご卒業おめでとうございます。素敵な日々をありがとう。どうか幸せになってください。
