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2020/06/10

コロナ差別

Tweet ThisSend to Facebook | by 主任
5年生が道徳の授業でコロナ差別について考えました。
 タクシーの運転手が、夜、病院から帰宅する1人の女性を乗せた。女性は頻繁ひんぱんにせきをしている。そう言えば以前、その病院は、コロナウイルスの感染者を受け入れていると聞いた。運転手は、すぐに「降りて」と言おうかと思った。でも、最近は外出をひかえる人が増え、売り上げは減る一方。せまいタクシーの車内では、感染リスクは高いが働かないと生活できない。ただ、それでも自分の命にはかえられない・・・

あなたがタクシーの運転手だったら・・・   女性に降りてと言う   ・   そのまま運転を続ける

 うちの保育園には、お父さんが長距離トラックの運転手をしている子どもがいる。生活に必要な荷物を届ける、大切な仕事をしていることは分かる。しかし、外出自粛じしゅくさけばれる中、県をまたいでの移動はもちろん、特に感染者が多い地域に行くこともあるらしい。保育園で1人でも感染者が出たら休園しなくてはならないし、何より他の小さい子どもたちの命を守らなければならない。

 あなたが保育園の先生だったら・・・ その子どもに自宅待機たいきをすすめる ・ 特に何もせず保育園に通わせる 

不安や恐怖から、自分だけを守りたい、自分だけはかかりたくないという思いが強すぎて、自分のことしか考えないから差別が起こると考えました。さらに授業を進めていく中で、知らず知らずのうちに差別は起こってしまうことにも気がつきました。だからこそ、常に思いやりの気持ちをもつと同時に、他人事ではなく、自分たちの問題として、一人一人が意識することが大切と考えました。