「みなさん、時間までに集まり、早く帰れるようにしませんか?」6年生がお昼の放送で、全校に呼びかけました。
下校前の集合をきちんと行うことは、昨年度からの篠田小学校の課題でした。時間を意識して並ぶことができなかったり、集まっても私語を慎めかったり、自分勝手な行動をしたりする姿が散見されていました。「どうしたらいいんだろう。先生達も良くしたいと思っているのだけれども。」6年生の学年集会の場で、担任が子どもたちにその思いを投げかけました。その思いを受けて6年生のプロジェクトが立ち上がりました。プロジェクト名は「ハッピースマイルプロジェクト(下校前集合編)」です。6年生は、学年での作戦会議を経て、お昼の放送で、全校に6年生が3つの約束を伝え、協力を呼びかけました。3つの約束とは、「教室でさようならをしたら昇降口にすぐに行く」「外に出たら、班の場所に行く」「自分の場所に来たら並んで待つ」です。
さあ、いよいよ下校です。6年生は手本を示すべく、まずは自分たちが一番に運動場に出て、班員を待ちました。みんなも協力して、素早く並びます。そして、いつもより早く集合が完了しました。篠田小が協力し合った素晴らしい姿でした。
この日は、一斉下校ではなくて、まず1,2年生下校でしたが、6年生役を2年生が進んで行い、協力して並ぶ姿もありました。
6年生のみなさん、素晴らしい第一歩です。篠田小がよりよくなるようにと、リーダーとして一人一人が頑張る姿に感動しました。ありがとう。
