3月24日(金)、1~5年生の修了式が行われ、一年間
の学業の課程を終えたことを証明する修了証書(通知表)が渡されました。学年毎に、代表者に修了証書が渡されました。どの児童も、姿勢良く立派に式に参加することができました。
その後、校長先生のお話がありました。
~校長先生のお話~
6年生がいなくなった通学団での登校でした。雨の心配をしていましたが、「花曇り」となり、事故もなく、無事に修了式の日を迎えられました。新リーダーの5年生諸君有難うございました。
今日は、3つのお話をします。一つ目は、WBCで日本が優勝したことです。さすがだなとたくさん感動しました。その中から二つのことを一緒に学びましょう。まずは、WBCが始まる前のダルビッシュ選手の言葉です。「優勝どうこうより、みんなが明るく笑顔で野球をしてほしい。」まさにチームワークの勝利でした。たとえ準優勝でも目的は達成でいたと思います。次に、日本選手の「本気度」です。本気の準備が理想的な結果をもたらしました。この本気はイチロー選手、ダルビッシュ選手、そして大谷選手へと引き継がれています。野球を私たちに当てはめると、「やる気をもって、みんなで頑張る。みんなが明るく、笑顔で、〇〇してほしい」。〇〇は、行事だけでなく、毎日の生活と学習です。次の学年でも頑張りましょう。
二つ目は、「六年生を送る会」での素晴らしい姿です。一人ではできないことを、周りのみんなと協力してやりきりました。6年生のために一生懸命に取り組む姿は素晴らしいものでした。この「六年生を送る会」の成功が、大谷選手の活躍が、後の村上選手の活躍につながったように、感動的な卒業式につながったと思います。
三つ目は、「叱られること」についてです。このように本気でみんなで取り組むと、時には先生に叱られることもあります。先生は、あなたのことを「悪い子」だと叱っているのではありません。あなたのした「悪いこと」を叱っているのです。なぜなら、「大事なよい子」のあなたに損をさせたくないからです。これからも叱られたときには、「私を嫌いなのではなく、私のしてしまった悪いことを叱ってくれている」と思うようにすると、あなたも先生も、もっといい関係になることでしょう。子どものうちに、たくさんほめられ、たくさん叱られてください。
「終わりよければすべてよし」です。みなさん、よく頑張りました。
さて、明日から春休みです。今日は、友達や先生、お世話になった人たちに「ありがとう」をいうチャンスです。ケンカしてまだ謝っていない友だちがりたり、お世話になって先生や、地域の方に自分らしい挨拶ができると素晴らしいですね。自分も気持ちが晴れ晴れとなりますよ。
令和5年度も、「かしこく やさしく たくましく」やる気で楽しくしていきましょう。
最後に春休みの生活について、お話を聞きました。楽しい春休みにするために守ってほしい約束です。新しい学年にあがる準備のお休みでもあるので、頭(復習)と体(生活リズム)と心(目標)の準備をして過ごしてほしいものです。それでは、楽しい春休みを!
