みなさんは「エピペン」を知っていますか？
「エピペン」は、アレルギーのある人がアナフィラキシー症状になった時に、一時的に症状を緩和するために行うアドレナリン(エピネフリン）の自己注射薬です。
　アナフィラキシーになると命にかかわるので、迅速に医者に診てもらう必要があるのですが、救急車が来るまでの間にも、症状が進むかもしれません。
　AEDなどと同様、いざというときに少しでも臆さず対処できるように、教職員は毎年講習を行っています。

医師から処方されている本人が自己注射できれば良いのですが、アナフィラキシーになると、自分では打てないくらい激しい症状になる場合もあり、周りにいる人が対応する必要が出てきます。自分で自分に打つときは意識しているので力具合が分かりますが、他の人に打つのは勇気が要ります。練習は、その勇気の背中を押してくれます。