先日、サツマイモを植えてからの成長の様子を紹介しましたが、これは畑を全体的に見た変化でした。今度は、サツマイモの生命力が分かる様子を紹介します。
畑の中で一番端っこに植えられた1本の苗だけに注目した写真です。
ほとんど根がないので水が吸えずしおれてしまいました。

葉っぱがほとんど枯れてしまいました。(でも、茎というか蔓(つる)の部分は薄い緑色で枯れてはいません。きっと地面の中には新しい根が生長しているのだと思います。)

枯れた葉っぱとは別に、新しい葉ができてきました。(葉を枯らしながらも生長させた根から吸った水や栄養と、新しい葉が光合成したデンプンで葉をより大きくしていきます)

新しい葉が少しずつ大きくなってきました。(栄養分を作るサイクルが完成したのでしょうか)

まだ枯れた葉が残っていますが目立たないほど新しい葉が増えてきました。(後は葉や蔓(つる)を伸ばしながらデンプンを根に蓄えて行きます。

葉の枚数が増えてきました。(マルチシートを見ると雨粒がたくさんついています。)

奥の方の苗も同様に新しい葉が増えているのが分かりますね。

葉が増えるほど加速度的に葉の枚数が増えていきます。

蔓を伸ばして隣の畝(うね)にまで進出し始めました。初めのしおれかけの苗が嘘のようですね。

隣の畝とつながっているように見えます。

黒いマルチシートがほとんど見えなくなりました。

そして夏休みに入ってすぐの様子と、

つい先日8月1日の様子です。どちらがどちらか分からないほど地面がサツマイモの葉っぱで埋め尽くされています。(別の草も見えますが・・・)

全体ではこんな感じです。
5月頃の畑や
6月頃の畑と比べてみて下さい。

毎日のように猛暑日を記録し、ほとんど雨も降っていないのにこんなに育っているのは、
さすが水がないときには葉を枯らしてでも根を伸ばそうとする生命力の強い
サツマイモですね。痩せた土地でも収穫でき、江戸時代の飢饉の時にでも収穫できて多くの人の命を救いました。
きっと今頃は日の光をたくさん浴びて、光合成をし、根に栄養分を蓄えているのでしょう。あと、2~3か月で収穫です。楽しみですね。