12月初めに「人権集会」についてホームページで紹介しましたが、その他の活動についてもこの場でご報告をします。
西小学校ではこの時期、「ありがとうの思いをこめた絵手紙」に取り組んでいます。東日本大震災で避難をされている方々に長く絵手紙をお渡ししてきましたが、その流れで、2年前からはお世話になっている地域の方に向けて、感謝の気持ちを伝えてきました。今年は4年生が初めての絵手紙に挑戦しました。
12月7日、「西っ子見守り隊」の代表のお二人が、手紙を受け取りに来校してくださいました。毎週火曜日に、下校時の付添や見守りをしてくださっている皆さんです。
4年生児童の目の前ではがきの1枚1枚を手に取り、声に出して読み上げたり、褒めたりしてくださいました。子どもたちもうれしそうにはにかんでいました。
また、下校時に2名の交通指導員さんにもはがきを手渡しました。

この頃、各教室では「担任による人権読み聞かせ」が行われました。「友達との関係」「自分やひとを大切にすること」「異文化を認め合うこと」「差別をしないこと」人権に関わるテーマはさまざまですが、学年に応じて担任の先生が選んだ1冊を、学級で読み聞かせました。

真剣な表情で聴く子どもたち。何かが心に残ればいいなと思います。

今年は研究助成費をつかって63冊の人権に関わる書籍を購入し、「人権文庫」を設置しました。時には、教師が言葉をつくすより、1冊の絵本が子ども達の心に染みることがあります。