授業中に、どんよりと重い雲に覆われた空をぼんやり眺める生徒の姿が今日は目に留まりました。この空に何を見ているのでしょうか?窓際の席の特権です。窓から見える景色はいつも変わりませんが、天候によっていつも通りの景色が色を変えます。
‘‘授業は集中して受けるもの‘‘そんなことは全員が知っていることです。それでも、ぼんやりしたくなる時があります。曇り空は、少し心をセンチメンタルにしてくれます。ぼんやりするには、丁度いい空です。
人間、一人でぼんやり考えたいときもありますし、誰かに相談したいときもあります。みなさんは自分の中の問題をどうやって解決していますか?ちなみに、私は人の悩みを聞く機会はやたらと多かったですが、自分の問題を誰かに話すことは不得意だったように思います。素直に苦しいと言えたら、どれだけ楽だったろうと思います。今、大人になって分かるのは、手を差し伸べてくれる人は意外にたくさんいるということです。その人が、自分に合った話し方で相談に乗ってくれるかは別としてですが、助けてくれる人が多くいることは、みなさんより長く生きてきて分かることです。
そして、もう一つ分かったことは、自分から助けてほしいと発言したり、行動したりしなければ、表情を見て助けてくれるということは、社会に出てからはほぼないということです。いくつになっても、人生悩みは尽きません。声に出して助けを求めることは恥ずかしいことではありません。もし、自分の悩みに真剣に向き合ってくれる人を見つけられたら、その人は自分にとって宝物だと気づくきっかけにもなります。
どんよりした雲を見て、悩んでいる人がいるなら、一人で悩まず誰かとその悩みを共有してみる勇気を持ってみましょう。曇り空が人のあたたかさに気づかせてくれるかもしれません。
【今日の給食】
今日の給食は、ごはん、牛乳、ちくわの磯部揚げ、関東煮、小松菜のおひたしでした。関東煮…少し調べてみるとわかることですが、おでんなのでしょうか。みなさんも調べてみてください。その味付けについて少しおもしろかったので書いてみます。鰹節と昆布のだしがベースであることは東西共通しています。関東では醤油をしっかりきかせてからめに仕上げるのに対し、関西は薄口醤油とみりんで少し甘めのあっさり味です。日本の東と西で日本人の舌の好みが違うというのは、おもしろいですよね。そして、その東西の中間に住む私たちは味が合わさる場として、さまざまな味を堪能できます。現在の天下の台所です。これからも給食楽しみにしています。今日も本当においしかったです。ありがとうございました。ごちそうさまでした。
