単に福祉と言っても幅が広く、本当の意味合いまでは到底たどり着けないことから、障碍のある人と触れ合う機会を設け、11月14日に1年生は障碍者に対しての福祉に絞って学習をします。その日までの学習の一つとして、ある学級で道徳が行われました。
福祉とはなんなんだろうか…
ふ…ふつうに
く…暮らせる
し…しあわせ
を感じることのできる社会のことを言うのではないか。それはどんな社会なのだろうか。そんなことを道徳の時間に、1年生が考えていました。今日は、その学級に突然訪問して、道徳の授業を生徒と一緒に受けてみました。担任の先生はパラリンピックのテニス選手や、全盲のドラマーについて触れながら、今の生徒との違いから福祉について迫っていました。どれだけの生徒の心に、どんな刺激を与えることができたのか。
障碍者の方の気持ちになって、なんて簡単にできることではありません。が、その気持ちに寄り添おうとしていることが、福祉の始まりになっているような気がします。健常者であってもひとりひとりが違うように、障碍者もひとりひとり違います。生きている人間全てが違うわけです。ですから、同じ人間の中での新たな違いを知って、ふつうでいられればよいのかと思います。3週間後、自分の人生になかった新たな違いを知って、1年生は何を考えるのでしょうか。
誰もがふつうに暮らせる幸せを感じられる、そんな社会を築きたいと思う人が、一人でも多く増えれば、この世界はまた一歩あたたかな世界になるのかもしれません。
【今日の給食】
今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー豆腐、春巻、きゅうりの香りづけ、一口みかんゼリーでした。マーボー豆腐は、にんにくが入っていることからも、味にパンチがあります。食べ応えしかありませんでした。春巻はキャベツやもやし、豚肉と文句のつけようのないおいしさでした。きゅうりの香りづけは、いつまででも食べられそうな味でした。
今日も本当においしい給食ありがとうございました。ごちそうさまでした。