誰も気づかないかもな…とPTAの方が話されていた初日。体育館のカーテンの補修は、三者懇談の初日、14時から16時半の2時間半をかけて行われました。4日間で10時間です。PTAの方達って本当に素晴らしいです。それを感じたのは、作業中の会話やその姿の中にありました。見ていてパッと気づかされた感覚でした。
なんとか4日間で終わらせるために、休憩もほぼとらず頑張られるその姿は、みなさんの生活が少しでも良くなるように、という一心でした。私たち教員は、赤ちゃんの頃から大切に育てられた生徒の一人ひとりを預かっているということを、母親の無償の愛から改めて感じました。16時半に終わり、急いで帰って食事を用意するという保護者の方もいました。
今回は、5人の方に手伝っていただきましたが、本来はもっと参加をしてくださる保護者の方たちがいたそうです。新型コロナウイルスの影響で、人数を削減して行われましたが、参加しようとしてくださった方が多くいたことに感謝します。
11枚のビリビリになっていたカーテンは、全てミシンで縫っていただき、完全に補修されました。子どものために、という思いだけで様々な活動をしていただいています。みなさんの生活が、教員だけでなく、保護者を含め多くの方たちに支えられていることを、体育館のカーテンを見て感じてもらえたら嬉しいです。
明日からは短い夏休みです。家庭での生活が多くなると思いますが、心と体をしっかり休めて、24日から元気に登校してください。
